
フィギュアスケートのサマーカップは11日、大津市の木下カンセーアイスアリーナでジュニア女子のフリーがあり、ショートプログラム(SP)首位の島田麻央選手(木下グループ)は151・47点、合計219・28点で優勝した。
島田選手は演技冒頭の4回転トーループをきれいに着氷すると、続くトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)も降りた。大技を2本続けて決めて勢いに乗ると、すべてのジャンプで出来栄え評価の加点を得た。スピンもすべてレベル4でそろえた。
大会前に足の裏の痛みがあったというが、それを感じさせない完成度の高さを見せた。島田選手の9日のSP、11日のフリー後の主な談話は次の通り。【玉井滉大】
「5年後の五輪の1年目として…」
【SP後】
<SPを終えての感想は>
今季初の試合ですごく緊張しましたし、出るか直前まで悩むぐらいだったので。ちょっと不安はあったんですけど、大きなミスなく終わることができて良かったという思いと、もう少し良い演技ができたんじゃないかという思いがあります。
<6分間練習の最後の方に、右足を気にしていました>
大きなけがとかでは全然ないんですけど、ちょっと痛みが強く出てしまって。あまりいつも通りの練習ができていなかったので。不安と、少し痛みがあったので、ちょっと靴の中で足の位置を変えるようなことをしていました。
<足の状態はいつから不安があったのですか>
…
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