全国高校野球選手権大会は第6日の11日、阪神甲子園球場で2回戦があり、日大三(西東京)が豊橋中央(愛知)に3―2で競り勝ち、2年ぶりの3回戦進出を決めた。
日大三はエース右腕の近藤優樹投手(3年)が2失点(自責0)で完投した。試合後の主なコメントは次の通り。
日大三・近藤優樹投手
<相手の応援曲を口ずさんだり、体でリズムを取ったりしながら投げていました>
意識してやっています。チームの雰囲気だったり、守備のリズムだったりをうまく乗せて攻撃に移れるようにやっています。
前日や試合前に、相手の応援曲を(動画配信サイトの)ユーチューブで検索して、すごく聞きます。今回も相手が豊橋中央に決まって、朝からイヤホンをして聞いていました。
(相手エースの高橋大喜地投手の応援曲に使われた)アントニオ猪木さんの入場曲も(事前に)聞いていました。(実際に試合中に聞き)一番楽しかったです。
<始めた時期は>
今年の春ですかね。ただ淡々と投げているだけじゃ、何もならないですし、相手を気持ちで上回れるように。
<マウンドから見える景色は>
ここ(甲子園)で投げているんだという実感がすごくて。最初はワクワクでしたけど、終盤はすごくうれしい気持ちになりました。
<身長は171センチと決して大きくない>
身長が小さかろうがなんだろうが関係ないですし、意識はしてないけれど、ホップするボールを持っているので、自信を持って投げるだけだという気持ちです。
<六回にレフトの失策で相手に2点を許した>
レフトの選手には「落ち着け」って声をかけて。俺が抑えるし、みんな打ってくれるから大丈夫だよっていう気持ちでした。ミスは仕方ないので。
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