<1分で解説>万博チケット運営費黒字ライン到達 最終見通しは

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万博会場の上空を飛行するブルーインパルス。大勢の人たちが大屋根「リング」の上で見学した=大阪市此花区で2025年7月12日午後3時7分、加古信志撮影 拡大
万博会場の上空を飛行するブルーインパルス。大勢の人たちが大屋根「リング」の上で見学した=大阪市此花区で2025年7月12日午後3時7分、加古信志撮影

 大阪・関西万博の入場券が、8日時点で累計1809万5703枚売れたと万博協会が発表しました。運営費が黒字になる目安とされる約1800万枚に達しました。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「万博の入場券販売が運営費黒字ラインに到達」を解説します。

Q 大阪・関西万博の入場券販売は好調なの?

A 8日時点で、万博の入場券は累計1809万5703枚売れました。

Q 運営費は黒字になるのかな。

A 運営費が黒字になる損益分岐点は、約1800万枚とされています。

Q 損益分岐点ってなんだっけ。

A 損益分岐点とは、売り上げと費用がちょうど同じになるポイントのことです。

Q もう安心だね。

A 災害などで予想外の支出が出る可能性もあるため、万博協会は最終的な黒字化の見通しを明らかにしていません。

Q 万博の運営費はどれくらいかかるの?

A 運営費は約1160億円で、会場スタッフの人件費や情報通信費などに使われます。入場券収入で運営費の8割をまかなう計画です。

Q 以前はチケットがあまり売れなかったって聞いたけど。

A 前売りの時期は苦戦していましたが、4月の開幕後は売れ行きがよくなり、週40万枚を上回るペースを維持しています。

Q 最終的な目標は何枚なの?

A 万博協会は、最終的な販売目標を2300万枚に設定しています。

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