夏の甲子園に登場 東大阪大柏原って? 寛平さん、はるな愛さん出身

Date: Category:スポーツ Views:2 Comment:0

開会式で行進する東大阪大柏原の選手たち=阪神甲子園球場で2025年8月5日、前田梨里子撮影
開会式で行進する東大阪大柏原の選手たち=阪神甲子園球場で2025年8月5日、前田梨里子撮影

 第107回全国高校野球選手権大会は第7日の12日に2回戦があり、東大阪大柏原が2回目の甲子園大会に挑む。前回の初出場時と同様に名門・大阪桐蔭を大阪大会決勝で破り、再び甲子園にやってきた。

 奈良県境の大阪府柏原(かしわら)市にある1963年創立の私立男子校。64年に柏原女子から男女共学となって柏原と改称し、70年には男子校に。2006年から現校名となった。

大阪大会優勝を決め、マウンドに集まって喜ぶ東大阪大柏原の選手たち=GOSANDO南港野球場で2025年7月27日、長宗拓弥撮影
大阪大会優勝を決め、マウンドに集まって喜ぶ東大阪大柏原の選手たち=GOSANDO南港野球場で2025年7月27日、長宗拓弥撮影

 出身者にはタレントの間寛平さん、はるな愛さん、板尾創路さんらがいる。バドミントン部なども強豪。

 甲子園大会では系列の東大阪大敬愛高のダンス部がチアリーダーを務めるなど、アルプススタンドから応援する予定だ。

 野球部は65年に創部された。強打者で主将を担った石川慎吾選手(ロッテ)を軸とした11年夏の大阪大会決勝では、2年生右腕・藤浪晋太郎投手(DeNA)を擁する大阪桐蔭に最大5点差を逆転し、サヨナラ勝ち。甲子園大会へ初出場を決めた。1回戦で至学館(愛知)に8―1で大会初勝利を挙げ、2回戦で敗退した。

 当時チームを率いた田中秀昌監督は母校・上宮(大阪)を2回甲子園に導き、93年春に優勝、97年春に4強の実績があった。後に近大監督に転身し、佐藤輝明選手(阪神)らを育てた。

大阪大会優勝を決め、選手たちに胴上げされて喜ぶ東大阪大柏原の土井健大監督=大阪市住之江区で2025年7月27日、長岡健太郎撮影
大阪大会優勝を決め、選手たちに胴上げされて喜ぶ東大阪大柏原の土井健大監督=大阪市住之江区で2025年7月27日、長岡健太郎撮影

 現チームは部員57人で活動。大阪・履正社高出身で巨人などでプレーした土井健大(けんた)監督(36)が18年から率いている。今夏の大阪大会決勝では延長十回タイブレークの末、6―5で大阪桐蔭に競り勝った。【長宗拓弥】

Comments

I want to comment

◎Welcome to participate in the discussion, please express your views and exchange your opinions here.