池松壮亮 ドラマ「シミュレーション~昭和16年夏の敗戦」 宇治田洋一役 平和、何年も願って

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ドラマ「シミュレーション~昭和16年夏の敗戦」 宇治田洋一役(NHK総合=8月16、17日午後9時)

 「我々はずっと『戦後』と言えるのでしょうか」。問いかけた後、続けた。「本当にそう言い続けたい。でも、開戦のにおいが全くしないとは言えないですよね」。終戦から80年を迎えるこの夏、太平洋戦争前夜を描いた主演ドラマが放送される。胸の内にあるのは、戦争への危機感と、「自分たちの仕事は社会変革につながる」という俳優としての信念だ。

 1941(昭和16)年8月、近衛文麿首相の直属機関「総力戦研究所」が米国と戦争した場合のシミュレーションを行い、「日本必敗」という結果を内閣に報告した。だが、陸相だった東条英機は「机上の演習と実戦は異なる」と退ける。2カ月後、内閣総辞職を受けて首相に就き、日米開戦を決断した。

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