12日の東京株式市場は日経平均株価(225種)が大幅続伸し、2024年7月11日につけた史上最高値(終値、4万2224円02銭)を約1年1カ月ぶりに更新した。終値は前週末比897円69銭高の4万2718円17銭だった。
トランプ米政権の関税措置を巡る不透明感の後退や連休中の米国株式市場が堅調に推移したことに加え、円安進行の追い風もあり、半導体関連株や輸送用機器を含む輸出関連株など多くの銘柄に買い注文が出た。
日経平均株価は7月の日米関税交渉の合意を受け、同24日に一時約1年ぶりに4万2000円台に上昇した。その後、米国の景気後退懸念などから4万円台を割り込む局面もあったが、8月8日には米関税措置の不透明感が和らいだことなどから再び一時4万2000円台に回復していた。【秋丸生帆】
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