日航機墜落から40年 追悼慰霊式に230人参列、墜落時刻に黙とう

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墜落現場の「御巣鷹の尾根」に設置された安全の鐘を鳴らす子供たち=群馬県上野村で2025年8月12日午前10時45分、平川義之撮影 拡大
墜落現場の「御巣鷹の尾根」に設置された安全の鐘を鳴らす子供たち=群馬県上野村で2025年8月12日午前10時45分、平川義之撮影

 乗客乗員520人が犠牲となった日本航空(JAL)のジャンボ機墜落事故から40年となった12日、墜落現場「御巣鷹(おすたか)の尾根」のふもとにある「慰霊の園」(群馬県上野村)で追悼慰霊式が営まれた。遺族やJALの鳥取三津子社長ら約230人が参列した。

 遺族らは慰霊塔に白菊を献花し、塔を囲むように立てられた520本のろうそくに点火。墜落時刻の午後6時56分に黙とうをささげた。この日は朝から慰霊登山をし、尾根の銘標に手を合わせた。JALによると、山を登った遺族は82家族の283人。

 鳥取社長は慰霊式後に報道陣の取材に応じ、遺族らに改めて謝罪した上で「事故は日本航空にとって安全の原点。二度と起こさないように社内で継承したい。これからも安全を大前提に運航したい」と述べた。【福田智沙、加藤栄】

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