ロシアのプーチン大統領は12日、北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党総書記と電話協議し、15日に朝鮮半島が日本の植民地支配から解放されて80年を迎えるにあたり祝辞を伝えた。露大統領府が発表した。米アラスカ州で15日に実施予定の米露首脳会談についても情報を共有したとしている。
露大統領府によると、露朝の両首脳は、昨年6月に締結した包括的戦略パートナーシップ条約に基づき、友好関係やあらゆる方面での協力についてさらなる発展に取り組むことを確認した。今後も首脳同士の接触を図ることでも合意した。
また、プーチン氏は、露西部クルスク州でのウクライナ軍による越境攻撃に対して、露軍の支援のために北朝鮮軍が参戦したことに改めて言及した。北朝鮮兵の「英雄的行為」や「自己犠牲の精神」を高く評価したとしている。
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