全国高校野球選手権大会は第8日の13日、阪神甲子園球場で2回戦があり、2024年春の選抜大会を制した健大高崎(群馬)は京都国際に3―6で敗れた。
試合後の健大高崎・青柳博文監督の主な談話は次の通り。
健大高崎・青柳博文監督
<試合のプランが崩れたか>
3―2で勝つイメージをしていました。自分の試合プランの読み違えはあったと思います。点を取られすぎました。
下重の試合を作れる能力、佐藤の球威で抑えて、最後は石垣(元気)というプランで、タイブレークも考えていました。
<下重投手が先発し、佐藤投手が3番手でマウンドに上がった>
下重はいつもより球が走っていなかったように見えました。佐藤もいつもの状態ではなかったかなと。ただ佐藤は、大きなけがから戻ってきて、甲子園で投げられたことは良かったです。
<石垣投手も登板>
球が速いので体には負担がかかります。医学的視点からもまだそれに耐えられるだけの体ではないという話になっています。彼の将来を潰さないためにも球数は抑え気味です。勝ち上がれば先発も考えていましたが、京都国際は先発しても抑えられないと思っていました。
<京都国際の強さはどのように感じたか>
京都国際は低い打球をコツコツ打ってくるチームというのは分かっていて、我々もそういう攻めをしようと思っていましたけど、決定力が違いました。
<相手の西村投手には球数を投げさせたが>
回を重ねても西村投手は変化球の使い分けと精度が良かったです。そこで抑えられて、点差がついてからは早打ちになったり走者が出てから併殺になったりと、こちらが淡泊な攻撃になってしまいました。選手たちと夏の日本一を掲げていましたが、うまくいかないですね。
<第8日の登場で実戦経験が空いた>
組み合わせは抽選ですからしかたないですが、試合間隔が空いたのは影響したかもしれません。紅白戦などをやりましたけど、練習時間は限られていたので長くはできず、選手にとっては難しかったのかなと思います。
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