森友関連文書、1万8000ページを開示 3回目 職員の手控えなど

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予算編成を取り仕切る財務省=東京都千代田区で2016年6月7日、井出晋平撮影 拡大
予算編成を取り仕切る財務省=東京都千代田区で2016年6月7日、井出晋平撮影

 学校法人「森友学園」への国有地売却を巡る財務省の公文書改ざん問題で、財務省は13日、関連文書約1万8000ページを新たに開示した。4月から続いてきた開示は3回目となる。

 改ざんを苦に自殺した元財務省近畿財務局職員の赤木俊夫さん(当時54歳)の妻雅子さん(54)が開示を求めており、一連の文書は全体で17万ページ超とされている。

 雅子さんの代理人弁護士によると、今回の開示対象は赤木さん以外の財務局職員らが残していた手控えなど。改ざんに関する文書も含まれているとみられる。

 財務省は4月、国有地の売買などについて、学園側と交渉した記録など2000ページ超を開示。6月には赤木さんの自筆ノートのほか、赤木さんが取りまとめていたとされる文書約9000ページを明らかにしている。

 文書の改ざんについて、財務省は当時の佐川宣寿理財局長が主導したと認定しているが、雅子さん側は文書開示により詳しい経緯の解明を目指している。【藤河匠】

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