ヨットと衝突の砂利運搬船長を逮捕 業務上過失致死などの疑い 大分

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保戸島(奥)沖でヨットと衝突した砂利運搬船(手前)=大分県津久見市で2025年8月13日午後0時59分、本社ヘリから 拡大
保戸島(奥)沖でヨットと衝突した砂利運搬船(手前)=大分県津久見市で2025年8月13日午後0時59分、本社ヘリから

 大分県津久見市の保戸島沖で砂利運搬船とヨットが衝突し、ヨットに乗っていた男性が死亡した事故で、大分海上保安部は13日夜、運搬船「第38さだ丸」(492トン)の船長、望月佑紀容疑者(28)=静岡県焼津市=を業務上過失往来危険と業務上過失致死の疑いで逮捕した。

 逮捕容疑は13日午前8時15分ごろ、保戸島北東約2キロの海上で、運搬船をヨットに衝突して沈没させ、ヨットに乗っていた大分市の医師、山本真さん(70)を死亡させたとしている。大分海保によると、現場は当時視界不良だったにもかかわらず、停船して事故を防ぐなどの注意義務を怠った疑いがあるという。海保は望月容疑者の認否を明らかにしていない。

 山本さんは事故から約2時間後の13日午前10時ごろ、保戸島北西約4キロで心肺停止の状態で見つかり、搬送先の病院で死亡が確認された。海保によると、山本さんは1人でヨットに乗り、13日朝に大分県佐伯市の港から出航していた。【山口泰輝】

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