大阪メトロ、帰宅困難者の発生を謝罪 車両に電気供給のレールで停電

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大阪メトロ中央線が全線見合わせとなり、記者会見で謝罪する堀元治・常務取締役(中央)ら=大阪市西区で2025年8月14日午前9時35分、大西岳彦撮影 拡大
大阪メトロ中央線が全線見合わせとなり、記者会見で謝罪する堀元治・常務取締役(中央)ら=大阪市西区で2025年8月14日午前9時35分、大西岳彦撮影

 地下鉄の運転見合わせにより、大阪・関西万博の会場で大勢の帰宅困難者が発生した問題で、大阪メトロは14日、大阪市内で記者会見を開き、堀元治・交通事業本部長が「万博のご来場者や関係者にご迷惑をおかけしたことをおわびします。申し訳ございませんでした」と謝罪した。

 この問題では、万博会場の最寄り駅・大阪メトロ夢洲(ゆめしま)駅とつながる地下鉄中央線が13日夜、運転を見合わせた。14日朝には全線で運転を再開した。

 大阪メトロによると、車両に電気を供給する「サードレール」で停電が発生。レールの継ぎ目を補う部分にあるシートを撤去したところ、送電できるようになったという。メトロは、シートに鉄粉や水分が付着したことが原因とみて詳しく調べている。【小坂春乃】

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