全国高校野球選手権大会は第8日の13日、阪神甲子園球場で2回戦があり、過去2大会連続で4強入りし、今大会は出場校の最後に登場した神村学園(鹿児島)は創成館(長崎)に0―1で敗れた。神村学園の初戦敗退は14年ぶり。
神村学園の小田大介監督の試合後の主な談話は次の通り。
神村学園・小田大介監督
49番目の難しさを感じさせられた試合展開だったという感じです。甲子園でできる喜びが一番心配していた力みに変わった。すごく難しさを感じたところです。
一回から低い打球を心掛けようと言っていたが、振りすぎていた。打つべきボールを見逃して、難しいボールに手を出した。自分たちのスイングができなかったところに力みを感じた。打たないとというのが強すぎて、ボールを追いかけて当てにいくスイングが多かった。
(相手先発は)森下(翔太)君が8、9割と思っていたが、スライダーの奥田(晴也)君の可能性があるぞという話はしていた。奥田君が来て、びっくりしたわけではない。奥田君のスライダーは思った以上に横曲がりで、フライを打たされた感じですかね。創成館の投手2人にいい投球をされて脱帽でした。
(7回1失点の先発・)早瀬(朔)は真っすぐで押せるのが持ち味。複数安打されても粘り強く投げてくれた。本当にエースらしい投球だった。
3年連続でこの場に来させてもらっていても、自分たちがあのグラウンドに立って1試合プレーするのとしないとのではこんなにも違うかなと感じました。
創成館の選手は1試合目よりよく振れていた。全く別のチームの印象だった。甲子園での1試合が選手を大きく成長させるのだなと感じました。
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