
フィギュアスケートのサマーカップは12日、大津市の木下カンセーアイスアリーナでシニア女子のフリーがあり、ショートプログラム(SP)首位の三宅咲綺選手(シスメックス)は116・56点、合計188・07点で4位だった。
三宅選手は演技冒頭、新たに組み込んだトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)は回転不足と判定された。その後もなかなか演技が安定せず、フリーは8位だった。演技後の取材では涙があふれた。
次戦はチャレンジャー・シリーズ(CS)の木下グループ杯を予定しているという。三宅選手の演技後の主な談話は次の通り。【玉井滉大】
次戦は「初の国際大会。自分らしい演技を」
<フリーを終えて>
(トリプル)アクセルは(回転を)締めれたんですけど……(涙を拭う)。練習でできていたことができなかったのが、一番悔しいです。
<プレッシャーからでしょうか>
プレッシャーっていうより、なんか、後半にちょっと疲労が出てきちゃったので。スケジュールの噛み合わせだったりとか、そういうところも意識しないといけないなっていうのは思いました。
<SPの時、最終滑走がすごく緊張すると話していました。フリーも最終滑走でしたが>
CSに向けて、トリプルアクセルを入れるっていう目標があったので。ここで一回、経験しておきたいなっていう気持ちがあって。本当は、アクセルをやらなかったら、もうちょっと良い演技ができたとは思うんですけど。
でも、アクセルをやって木下グループ杯でもっと頑張るっていうことを決めていたので。それに…
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