「全てナグのために」 アビスパ秋野が病の友へ語った5分半の思い

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アビスパ福岡の中盤でプレーする秋野央樹選手=ベスト電器スタジアムで2025年7月21日、丹下友紀子撮影
アビスパ福岡の中盤でプレーする秋野央樹選手=ベスト電器スタジアムで2025年7月21日、丹下友紀子撮影

 サッカー・J1アビスパ福岡のMF秋野央樹(ひろき)選手(30)は今、特別な思いでピッチに立っている。昨季まで所属したJ2のV・ファーレン長崎でチームメートだったMF名倉巧選手(27)が悪性腫瘍の治療のため、長期離脱することになったからだ。病気を乗り越え、ピッチで再会する日を心待ちにしている。

 「『頑張れ』というより、『一緒に頑張ろう』という言葉をかけました。慌てずに焦らずに治療してほしいこと、『一人じゃないよ』ということを伝えました」

 0―0で引き分けた27日の浦和レッズ戦(埼玉スタジアム)。後半37分から途中出場した秋野選手は試合後、約6分半にわたって記者の取材に1対1で応じ、このうち5分半ほど、名倉選手と連絡を取った際に伝えた言葉などについて明かした。

 23日に名倉選手の長期離脱…

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