全国高校野球選手権大会は第9日の14日、阪神甲子園球場で2回戦があり、第1試合で仙台育英(宮城)の高田庵冬選手(3年)が開星(島根)戦で大会7号本塁打を放った。
高田選手は5―2の八回1死走者なしで打席を迎え、フルカウントからの7球目を強振し、左中間スタンドへ運んだ。
高校野球では2024年春に反発性能を抑えた新基準の金属バットを本格導入。旧バット時代の大会最多本塁打はセンバツでは1984年に30本、夏の甲子園では17年に68本を記録したが、低反発バット移行後は24年春3本、24年夏7本、25年春6本と激減していた。
前回大会は19試合目で大会第1号が飛び出した。金属バットが導入された74年以降で最も遅い記録となるなど低調だった。【長宗拓弥】
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