全国高校野球選手権大会は第9日の14日、阪神甲子園球場で2回戦があり、開星(島根)が仙台育英(宮城)に2―6で敗れた。
試合後の開星の野々村直道監督の主な談話は次の通り。
開星・野々村直道監督
弱い方がエラーなどのミスをしたらダメですが、コールドゲームのような点差になることもなく、よくやったと思います。
(先発した)持田聖純(せじゅん)は体の状態が万全でない中でもよくやったと思います。野球センスというか、チャンスや試合をよく作ってくれたと思います。
<松崎琉惺選手が八回に適時三塁打>
まだ2年生なので期待しています。真面目な選手で、足も速いし、でもメンタルが幼いのでここからもっと鍛えてほしいですね。彼らしい打球を見られてよかったです。
<久しぶりの甲子園だった>
間違いなく相手は猛虎ですから。そんなチームと対戦させてもらって、本当に力がなかったのにここまで来た。このチームがスタートした時に「島根で一番弱いチームだぞ」って話をしました。
そこから本当にみんなの力を集めて、過去にここまでチーム全体が一つになった経験はなかったです。感謝です。昔は野球や甲子園は俺が引っ張って連れて行ってやったと言う気持ちでしたが、今は違いますね。
<70歳を超えての甲子園だった>
十数年ぶりに甲子園へ来て、今日は2時間ちょっとのゲームでしたか。前はそれがあっという間でしたが今日は長く感じました。倍ぐらいのイメージでした。不思議ですね。でもそれは今は野球を、子どもたちに任せている部分が多いので、チームを広く見られているからかもしれません。
<選手は全力を出した>
選手はあっぱれですね。ここまで出られたこと、すごいあっぱれ。初戦ですごい試合をして勝ち上がってあっぱれ。仙台育英に負けたけど、完全試合やノーヒット・ノーランじゃなくて、一回に初ヒットも打って先制点も取った。もうあっぱれでしょう。
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