明豊・川崎監督「大分の球児の分まで勝たないと」 夏の甲子園

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【明豊-佐賀北】明豊の川崎絢平監督=阪神甲子園球場で2025年8月15日、長澤凜太郎撮影 拡大
【明豊-佐賀北】明豊の川崎絢平監督=阪神甲子園球場で2025年8月15日、長澤凜太郎撮影

 全国高校野球選手権大会は第10日の15日、阪神甲子園球場で2回戦があり、明豊(大分)が6―1で佐賀北に快勝し、16強入りした2022年大会以来、3年ぶりに3回戦に進んだ。

 明豊の川崎絢平監督の試合後の主な談話は次の通り。

明豊・川崎絢平監督

 <五回の後、雨で約1時間中断した>

 2点リードしていましたが、六回からまた「よーいどん」で行くぞと選手を送り出しました。先頭打者の藤(とう)が左前に打球を放ち、単打ではなく、二塁打としてくれたことが大きかった。チームに勢いをもたらしてくれる藤らしい走塁で、この回に1点を取れたことが一番の勝因になったと思います。

 <五回に辻田拓未選手が先制の3点適時打を放った>

 もともと打撃が課題でしたが、大分大会の時から黙々と練習していました。甲子園に来てから状態が良かったため期待していましたが、まさか中越えに放って3人も還すとは思っていませんでした。インパクトの強さとセンター返しを求めて取り組んできたことが形に出たと思います。

 <3人の投手がつないだ>

 相手が左の寺本の対策を練っていると思ったので先発は右の大浦に託しました。うちは継投です。最初から3、4人でつなぐつもりで三回途中で大堀に代えました。

 大堀は打たせて取る投手。のほほんとした性格で、もっとしゃきっとしてほしいと思う時もありますが、それが彼の良さでもあります。

 変化球も独特に動きます。ビッグイニングを作らせないよう注意し、六回途中まで1失点に抑えてくれました。

 ここからは暑さと体力との戦いです。みんなの力を使って、何とかもがきながら勝ち上がりたい。大分の球児の分まで勝たないといけません。

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