イタリアで開かれる第82回ベネチア国際映画祭(8月27日~9月6日)の上映作品が発表された。最高賞の金獅子賞などを競うコンペティション部門には、21作品が選ばれた。
近年のベネチアは、米アカデミー賞を先取りするような作品選考が目立っている。
今回も、ノア・バームバック、キャスリン・ビグロー、ジム・ジャームッシュ、ギレルモ・デル・トロ、ヨルゴス・ランティモスら人気監督の新作や、ハリウッドスターを起用した作品が並んでいる。レッドカーペットは華やかににぎわいそうだ。
日本からの選出はなかったが、アジアからは、韓国のパク・チャヌク監督の新作や、台湾出身の俳優、スー・チーの初監督作がコンペ入りした。審査員長は米国のアレクサンダー・ペイン監督で、計7人の審査員が賞を選ぶ。
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