太田光さんが“発見” 桂枝曾丸さんが体感するローカルラジオの可能性

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落語家の桂枝曾丸さん=和歌山市で2025年7月18日、久保玲撮影
落語家の桂枝曾丸さん=和歌山市で2025年7月18日、久保玲撮影

 全国のラジオ番組がネットで聴ける「radiko(ラジコ)」のエリアフリー機能の出現で、ローカル各局の名物番組や人気パーソナリティーに光が当たっている。和歌山放送の「しそまるの全開!金曜日」(金曜午後1時)のパーソナリティーを務める落語家、桂枝曾丸さん(56)はその一人だ。

 ラジオ好きで知られる爆笑問題・太田光さんに“発見”され、ローカルの枠を超えた展開を体感。和歌山からの発信に新たな可能性を見いだしている。

Uターンで仕事減り「やってけるのか」

 <ラジオとの出合いは中学1年。深夜ラジオが若者の支持を集めていた>

 勉強ってウソついて、笑福亭鶴瓶さんと新野新さんの「鶴瓶・新野のぬかるみの世界」(ラジオ大阪)やTHE ALFEE・坂崎幸之助さんの「オールナイトニッポン」(ニッポン放送)に聴きほれていました。

 落語との出合いはNHKで深夜にやっていた番組。何気なく聴いたら面白くて、録音して覚え、ほんで友達の前でやるようになりました。あの頃、花形だったラジオスターの多くが落語家でしたから、憧れの職業でしたね。

 30歳を過ぎたあたりで家庭の事情から(地元の)和歌山に拠点を移すことに。寄席に呼んでもらう回数も減って、やってけるのか危機感ちゅうのがありましてね。そんな時、和歌山弁の落語を創ったら、…

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