千葉県、採用の「難病枠」を新設 3人 障害者手帳ない患者に

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千葉県庁=町野幸撮影 拡大
千葉県庁=町野幸撮影

 千葉県は今年度から初めて、難病患者を対象とした職員の採用枠を設け、募集を始めた。申し込みは9月12日まで受け付け、2026年4月1日付で一般行政職3人を採用する予定だ。県によると2024年度に山梨県が難病患者の採用枠を設け、「全国初」と注目されたが、それに続く動きとなりそうだ。

 対象は1964年4月2日から2008年4月1日までに生まれ、障害者総合支援法の対象疾病の診断を受けている人。択一式の教養考査と作文、面接による選考がある。県では以前から障害者の採用枠があったが、障害者手帳を持たない難病患者は対象外で、通常の採用試験を受けるしかなかった。

 県は難病患者の雇用と職場環境の整備を進めることで、民間も含めてこうした動きが広がることを期待している。詳細は県の受験案内のホームページ【中村聡也】

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