
学生時代はポヤーンとしていたという俳優の村井良大さん(37)。
「天啓」に導かれ、芝居の道を選んだといいます。
直感を信じて突き進んできた半生を振り返ってもらいました。【聞き手・広瀬登】
ダンスに情熱を傾けた学生時代
「俳優って面白そうかも」
高校3年のある日、校門を出ると、まるで天から降ってきたかのように思いつきました。以来、約20年間、芝居の世界に身を置いています。
まさか自分が演技の仕事をするなんて想像すらできませんでした。
特段、テレビドラマを楽しむ習慣もなく、見ていたのは「ごくせん」の第2シリーズぐらい。少し上の世代の俳優たちが生徒役として出演していて、クラスではやっていましたから。
ただ、ダンスには情熱を傾けていました。
きっかけは、バラエティー番組「めちゃ×2イケてるッ!」のとある企画。お笑いコンビ「ナインティナイン」の…
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