全国高校野球選手権大会は23日、阪神甲子園球場で決勝があり、日大三（西東京）は沖縄尚学に1―3で敗れ、2011年大会以来、14年ぶり3回目の優勝はならなかった。
日大三の主将・本間律輝選手（3年）は、一回の先制適時二塁打を含む3安打と力を発揮した。試合後の本間選手の主なコメントは次の通り。
三木監督は「親と言うより兄貴」
全員に助けられてここまで来たので、（決勝では）自分が助けてあげたかったんですけど、まだまだ足りなかったです。
（沖縄尚学が）すごい応援でしたけど、それを言い訳にしたくない。自分たちを応援してくれた方々のために勝ちたかったです。
＜一回に先制の適時二塁打を放った＞
追い込まれるとキツくなってしまうので、初球から行こうという話はしていました。
＜上下関係が強くないチームカラー＞
仲が良いからこそ、もっと言わないといけないというところもあると思いますが、下級生が上級性を応援してくれるからこそ今の自分たちがあるので、何とか、本当に勝ちたかったです。
（今大会、2年生ながら2本塁打と活躍した田中諒選手に）自分たちの分まで頑張ってほしいです。（田中選手に）「お前がいたからここまで来られたと全員が実感している。ありがとう」という気持ちと、「来年、俺らの分まで頑張ってくれ」と伝えました。
＜試合後、日大三だけでなく、外野席や相手のアルプス席にもあいさつした＞
正直、球場全体が沖縄尚学さんの応援になっていたんですけど、最後、戦った相手として認められた感じがました。
見に来てくれる人あっての自分たちなので、感謝したいなと思いました。
＜3年生は、三木有造監督が初めて1年生の時から指導した世代＞
三木さんは親というよりは兄貴という感じ。最後まで面倒を見てくれるし、自分たちの意見も聞いてくれますし、全員が三木さんのことを思ってここまでやってきました。
準優勝という結果で、少しは（やってきたことを）証明できたのかなと思います。
＜今後の進路は＞
正直、まだ何も決めていないので、三木さんと話し合って決めたいと思います。
Comments