日大三の2年生4番、相手投手陣は「本当に同学年か…」 夏の甲子園

Date: Category:速報 Views:3493 Comment:0

【沖縄尚学-日大三】一回裏日大三1死二塁、打球を放つ田中諒=阪神甲子園球場で2025年8月23日、前田梨里子撮影 拡大
【沖縄尚学-日大三】一回裏日大三1死二塁、打球を放つ田中諒=阪神甲子園球場で2025年8月23日、前田梨里子撮影

 全国高校野球選手権大会は最終日の23日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で決勝があり、日大三(西東京)は沖縄尚学に1―3で敗れ、第93回大会(2011年)以来14年ぶりの優勝はならなかった。

 日大三の4番・田中諒選手(2年)は準決勝までに2本塁打を放つなど打線を引っ張ってきたが、この日は4打数無安打に終わり、「自分の弱いところが出た」と涙ながらに反省を口にした。田中選手の試合後の主な談話は次の通り。

日大三・田中諒選手

 自分の勝負弱さが最後の最後に出てしまったので、この悔しさを味わった分、人一倍(バットを)振って、練習して、抜けている部分を次に生かしたいと思います。

 「来年があるんだから来年頑張れ」と、先輩からは声をかけてもらいました。結果的に負けてしまいましたけど、最高に楽しい舞台でした。

 <3年生とのプレーは今日が最後>

 「ここまで来られたのは諒のおかげだ」とか言ってもらえて、そう思ってもらえてうれしいんですけど……最後に打てなくて悔しいな、という思いがあって。自分のバットで勝たせてあげたかったです。

 <決勝の舞台を経験して>

 応援がすごくて、今まで味わったことのない雰囲気でした。準決勝までとは全く違って、準備不足ではないですけど、それで圧倒されてしまった部分もありました。

 <沖縄尚学の投手陣に抑えられた>

 自分のスイングをさせてもらえなかった。力ではなかなか勝負してもらえなかったです。新垣(有絃投手)や、末吉(良丞投手)もそうですけど、本当に自分と同じ代なのかというボールを投げていたので、あれに打ち勝たないと優勝には届かないんだな、と感じました。

 <次の1年間に向けて>

 またこの決勝の舞台に戻ってきて、今日負けてしまった先輩やOBの方、お世話になってきた方に優勝旗を持って帰りたいです。

Comments

I want to comment

◎Welcome to participate in the discussion, please express your views and exchange your opinions here.