第107回全国高校野球選手権大会で初優勝し、24日、関西国際空港から地元に戻る沖縄尚学の選手たちを、日本航空グループのスタッフ約20人がお祝いのボードなどを持って見送った。
選手たちを乗せた日航グループの日本トランスオーシャン航空の小型機は午前11時ごろ、那覇空港に向けて出発。駐機場に並んだスタッフは「沖尚おめでとう 沖縄県おめでとう」などと書かれたボードや横断幕を持ち、手を振った。
横断幕を持った整備士の金城隆富さん(53)は那覇市出身で、沖縄を離れて三十数年といい、「戦後80年の節目の年に優勝し、思い出に残る。見送りができて光栄で、とてもうれしい」と話した。【中村宰和】
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