女優の今田美桜(28)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「あんぱん」(月〜土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は29日、第87話が放送された。話題のシーンを振り返る。
<※以下、ネタバレ有>
「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」シリーズなどのヒット作を放ち続ける中園ミホ氏がオリジナル脚本を手掛ける朝ドラ通算112作目。国民的アニメ「アンパンマン」を生み出した漫画家・やなせたかし氏と妻・暢さんをモデルに、激動の時代を生き抜いた夫婦を描く。
第87話は、登美子(松嶋菜々子)が突然、若松のぶ(今田美桜)の部屋を訪れ、買ってきた酒で乾杯…という展開。
登美子は柳井嵩(北村匠海)から“近況報告”の手紙をもらっていた。
登美子は「あれから色々あって、お酒も強くなったのよ」。軍人と3回目の結婚をしたものの、先立たれ、亡き夫が遺した目白の家で暮らしている。若松次郎(中島歩)の写真を目にし「ハンサムだこと。精悍で、鼻も嵩より高いわ」。嵩が漫画に打ち込むと聞くと「何ですって?」と風向きが変わる。
登美子「漫画なんて、嵩、何言ってるの?のぶさんもどうしてそんなこと許すの?」
のぶ「私は、嵩さんの才能を信じちょります。嵩さんの絵は、みんなを笑顔にしたり、絶望から立ち直らせる力が
あると思うがです」
嵩「母さんだって、昔、僕が漫画で賞を獲った時、喜んでくれたじゃないか」
登美子「あれは、中学生の時の話。漫画なんて大の男がやることじゃないでしょう。のぶさんものぶさんよ。才能があるなんて、嵩をそそのかすのはやめてちょうだい」
のぶ「そんな…お母さんは、嵩さんの才能を知らんだけやと思います」
登美子「のぶさん、私が嵩のそばにいてやれなかったから、息子のことは何も分かってないと」
のぶ「そんなこと言うてません。ただ、嵩さんの漫画は本当に凄いと」
登美子「嵩、あなたがしっかりしないからいけないのよ」
タジタジとなった嵩は、八木信之介(妻夫木聡)に「もう強烈な母親なんです。息子を困らせる天才っていうか」。八木は「俺の屋台には人生相談所って看板でも出てるか?」とこぼした。登美子が闇酒(カストリ)で酔いつぶれ、嵩は住まいが見つかるまで八木宅に泊めてほしいとお願い。八木は「本当に厚かましな」とあきれた。
登美子は、よく柳井清(二宮和也)と訪れたという銀座のカフェへ。登美子は近くの三星百貨店で買い物をし、帰りに最愛の夫と待ち合わせをした。愛息に三星百貨店の採用試験を受けるよう勧めた。
「ちゃんとしたところに就職して、のぶさんを安心させてあげなさい。それが男の務めですよ」
結局、嵩は三星百貨店への就職が決まった。
嵩の今後をめぐり、早くも嫁姑のようなバトル。SNS上には「登美子さんが戦後も安定の自分本位さ」「音楽が不穏wお母さんとの再会シーンなのに」「再婚のプロ・登美子ママが再婚しようとするのぶに説教」「嵩はどう面接を乗り越えたんだよw」「のぶと八木さんの複雑そうな表情」「なんだかんだ、登美子は嵩の背中を押しているんだよな」「史実は、三越への就職を機に才能を開花していくんだよな。登美子さん、恐るべし」「登美子は物言いが強引なので、悪役に見えてしまうけど、言うことはあながち間違いではなく現実的。理想ばかり見て、のぶちゃんと嵩が迷子になりかねないところを救っているという点はある」などの声。反響を呼んだ。
2人の結婚は果たして。
「あんぱん」漫画なんて…登美子VSのぶ“嫁姑バトル”嵩タジタジ三星就職「再婚のプロが説教」ネット反響
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