東京出入国在留管理局成田空港支局は25日、お盆期間中(8~17日の10日間)の成田空港からの出国者数を発表した。前年比11%増の50万8840人で、外国人が約6割を占めた。
速報値では、日本人が前年比17・7%増の20万5610人、外国人が同じく6・8%増の30万3230人。全体の出国者数は、新型コロナウイルスが流行する前の2019年の94%まで回復したが、日本人に限ると、69%の回復にとどまった。
国・地域別の出国先は多い順に①韓国8万7400人②中国8万3900人③米国5万8400人④台湾5万6500人⑤香港4万2300人⑥タイ2万8000人⑦フィリピン2万4200人⑧ベトナム2万2000人⑨カナダ1万5700人⑩シンガポール1万4900人。その他が7万5600人となった。
一方、同局羽田空港支局によると、羽田空港のお盆期間中の出国者は前年比10・1%増の34万5480人。主な出国先は①米国8万1030人②中国6万6060人③韓国3万1250人――だった。【合田月美】
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