王者にPK惜敗 J3相模原監督「勝つつもりで…」 天皇杯4強逃す

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写真はイメージ=ゲッティ

 サッカーの第105回天皇杯全日本選手権は27日、神奈川県平塚市のレモンガススタジアム平塚などで準々決勝があり、J3のSC相模原(神奈川)は1―1からPK戦の末、前回大会覇者でJ1・2連覇中のヴィッセル神戸に敗れた。

 相模原のシュタルフ悠紀リヒャルト監督の主な談話は次の通り。

「だからJ3なのかな」

 ここまで駒を進めてきてくれた選手を誇りに思う。100%勝つつもりで来たので、最後にチームを勝たせられなくて悔しい。

 それでもSC相模原という比較的新しい小さなクラブも、これだけチャンピオンチームと対等に戦えることを証明できた。選手たちは自信に変えてほしい。

 選手たちには「100%勝てる」と伝えた。(8強入りして)選手たちが作ってくれた歴史の一ページは、今日の結果が何であっても消えることはない。「失うものは何もない。今まで通り自分たちを信じて戦おう」と選手たちに伝えた。

 その上で「せっかくここまで来たのだから、もう一つ勝とう」と話した。ジャイアントキリングを起こす方法は、もう選手たちは知っていた。今日、神戸に勝つための方法も、しっかり準備できていたと思う。「あとはやるだけだぞ」と。残念ながらPK戦で敗れてしまって、本当に残念。

 かなりのチャンスを生み出していた。準備していたものを勇気を出して、格上に臆することなくできていた。

 サッカーを知らない人がチームのロゴが映らない状況でテレビで見ていたら、片方のチームがJ1で、もう片方のチームがJ3の13位だと絶対に分からないようなゲームができていたと思う。そこは誇らしい。

 ただ、そこでちゃんと(決勝点を)決めきれなかったのが僕たちの今の実力。だからJ3なのかなと思う。紙一重のところを決めきれなかったのが、カテゴリーの差だったのかなと思う。

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