第96回都市対抗野球大会(28日・東京ドーム)
大阪市・NTT西日本―横浜市・三菱重工East
メモリアルな一発が大阪市・北條史也から飛び出た。
両先発の好投で0―0のまま迎えた九回表の大阪市の攻撃。1死一塁から打席に立った北條は、2ボール、1ストライクから高めの137キロの変化球を捉えた。打球は左翼席へ一直線に伸び、貴重な先制2点本塁打となった。
北條はプロ野球・阪神を経て、2024年から三菱重工Westに加入した。今季はチームが予選で敗退したため、大阪市の補強選手として出場した。
チームにとっても大きな一発は、都市対抗大会での東京ドーム通算2100本塁打という記念のアーチにもなった。【角田直哉】
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