来春のセンバツからDH制導入を決定 高野連が発表 高校野球

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今春の第97回選抜高校野球のスコアボード。指名打者制がないため、「DH」の表示はない=阪神甲子園球場で2025年3月18日、滝川大貴撮影 拡大
今春の第97回選抜高校野球のスコアボード。指名打者制がないため、「DH」の表示はない=阪神甲子園球場で2025年3月18日、滝川大貴撮影

 日本高校野球連盟は1日、2026年度からの指名打者(DH)制の導入を決め、甲子園大会では来春の第98回選抜高校野球大会から採用すると発表した。同日に大阪市内であった理事会で承認された。

 DH制はすでにプロ野球パ・リーグや社会人野球、高校年代の国際大会などで採用されている。選手の出場機会の増加や投手の負担軽減につながることから、日本高野連は今年1月、9回から短縮する7回制やビデオ検証などとともに、導入へ向けた検討を進める方針を明らかにしていた。

 DH制を巡っては、大学野球で未導入だった東京六大学と関西学生の両連盟が今春、来年の春季リーグ戦から実施することを決めた。これで全日本大学野球連盟に加盟する全27連盟がDH制となる。

 米大リーグでは22年にナ・リーグが取り入れたことで、ア・リーグと共に両リーグで導入されるようになった。プロ野球のセ・リーグでは採用されていない。【長宗拓弥】

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