福岡市西区にある人口600人の能古島に、コンビニエンスストアがオープンしました。県内に10島ある有人島でコンビニができたのは初めてとのことです。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「なぜ人口600人の島にコンビニが開店したのか」を解説します。
Q どんなお店なの?
A 「ノコマート」といい、山崎製パンが展開する「ヤマザキショップ」の一つです。約40平方メートルの店内に700種類の商品が並んでいます。
Q 能古島には今まで商店がなかったの?
A 以前は5つの地区に商店がありましたが、2019年に最後の1店が閉店してしまいました。
Q 島の人たちは、これまでどうやって買い物をしていたのかな。
A フェリーで島外に行ったり、移動販売や宅配サービスを利用していました。
Q ノコマートはどんな場所にあるの?
A 能古渡船場のそばにある商業施設の一角にあります。
Q どんな人がノコマートを経営しているの?
A 市内から移住してきた2人が共同で経営しています。
Q どれくらいの人が利用しているの?
A 平日には約100人、休日には約200人が利用しています。当初の予想よりも多くの人が訪れているそうです。
Q 島の人たちはどんなふうに思っているの?
A 50代の男性は「食べ物など日常買うのが難しかった物がものすごく手軽に買えるようになって心に余裕ができた」と話し、60代の女性は「甘い物が食べたい時に即買えるし、品物も豊富なので助かる」と語っています。
Q 今後はどうなるのかな?
A 営業時間は午前8時から午後6時までです。店長は「赤字にならないようにして、とにかく長く続けていきたい。将来的には配達も考えたい」と話しています。
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