3日放送予定のABCテレビ・テレビ朝日系「新婚さんいらっしゃい！」（日曜、後0・55）では、交通事故の加害者（妻）と被害者（夫）として出会い結婚した前代未聞のカップルが登場。放送を前にこのほど、番組内容の続報が公開された。
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2年前、まさかの事故が2人を引き合わせた。加害者と被害者がその後、なぜ夫婦の誓いを立てることになったのか。夫の妹は「事故からデートって意味不明」、妻の母も「まさか結婚にまで…」と周囲は首をかしげるばかり。番組スタッフは夫妻の出会いの場でもある事故現場へと足を運び、本人たちから直接事情を聴き出した。
その事故は2023年7月22日に起こった。岡山県総社市の自宅から倉敷市へと買い物に出かけ帰路についていた妻の運転する車が、土手沿いの道から本線へと合流する地点で一時停車をしていた前方車両に追突。合流のタイミングに気を取られていたという。その追突された車に乗っていたのが今の夫だった。
夫は首の軽い痛みで済んだものの、予想だにしない行動に出る。警察の到着を待つわずか20分間。初めての事故で頭が真っ白な妻の車の助手席に乗り込んで「電話番号、交換してくれませんか？」と一言。当然困惑したが、全面的に自分が悪い手前断りきれなかった妻。だが、夫はさらに衝撃の一言を放つ。「よかったら、この後の祭り、一緒に行きませんか？」。妻は心の中で「この人、おかしい！」と叫んだが、連絡先を知られてしまった手前むげにもできない。この状況から一体どうやって2人の恋は始まったのか？スタジオではMCの藤井隆と井上咲楽による「恋の実況見分」が始まる。
結局、その場では強く断れなかった妻。警察とのやりとりが終わり自宅に戻って風呂から上がると、夫から2回も着信履歴があった。首の痛みが悪化したのかと慌てて折り返すと、夫は「今日の花火大会、どうしますか？」と再度確認してきた。もちろん断りつつ、夫の後遺症が気になっていた妻は「今度、ごちそうさせてください」と食事に誘う。それに対し、夫は「ワンチャンあるぞ」と期待を膨らませたという。
事故から約1週間後に開いた食事の場。元気そうな夫の様子に妻が一安心したのもつかの間、今度は別の花火大会に誘われた。当然ながら再び断ったが、食事後もなかなか帰ろうとしない夫を見て「よっぽど彼女がほしいんだろうな」と察した妻は「友達を紹介しましょうか？」とつい提案してしまう。
事故から2週間後、彼氏をほしがっていた親友と男女2対2で会うことになった。いざ会ってみると、妻の気持ちに変化が生まれた。被害者と加害者という立場から離れて夫を見たとき、その人柄の良さに気づいてしまったのだ。親友に印象を聞くと「面白くて優しい人」とまんざらでもない様子だったのだが…。なんと妻はその日の夜、夫に電話で気持ちを伝え、まさかの交際へと発展することになったという。後日開いた報告会で「全然いいよ！おめでとう」と、親友は笑顔で応じてくれたというが…。
番組ではその言葉の裏に隠された本音を探るべく、親友に緊急電話取材を敢行。紹介すると見せかけ、まさかの“抜け駆け”をした妻への秘めたる感情が明かされる。
（よろず〜ニュース編集部）
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