
戦後80年の今年、スタジオジブリのアニメ映画「火垂(ほた)るの墓」(1988年、高畑勲監督)の国内配信が15日、ネットフリックスで始まった。戦争の悲惨さや家族の絆を伝える作品だが、近年は放送などが減っていた。原作は作家・野坂昭如の戦争体験を元にした同名小説。終戦間近の神戸で空襲を受け、戦争孤児になった14歳の兄清太と4歳の妹節子の姿を描く。
12日には、東京都内で音声ガイド付き上映会が開かれた。音声ガイドとは、視覚に制限がある人も物語を楽しめるように、登場人物の動きや場面の変化などをナレーションで補うもの。
Comments