東京建物とグループ会社の東京建物リゾートは、犬同伴型リゾートホテル「レジーナリゾート由布院」を今年秋に大分県由布市湯布院町に開業する。飼い犬と一緒に宿泊できるホテルを「レジーナリゾート」シリーズとして展開しており、九州への進出は初めて。
東京建物によると、定員2~4人の一軒家スタイルのヴィラスイート7室、定員2人のメゾネットタイプのテラススイート8室。全室に天然温泉を完備する。敷地内には温泉露天風呂やドッグランも備える。
レストランでは、九州の旬の食材などを使った創作日本料理を提供し、犬も同伴可能。犬にも地元食材を使ったメニューを用意するという。
JR久大本線の由布院駅から車で約5分、大分自動車道の湯布院インターチェンジから車で約10分。担当者は「緑に囲まれた高台に位置し、小さな村のような温泉リゾート」と説明する。
東京建物は「愛犬とともに過ごす上質な旅」をコンセプトに、愛玩動物飼養管理士など専門資格者がスタッフを務める「レジーナリゾート」を展開。2013年の「レジーナリゾート富士」(山梨県)の開業以降、関東、甲信越、東海、近畿で計9施設を運営。由布院は10施設目になる。
湯布院の宿泊施設は、今年5月に閉館した別業者の施設を東京建物が購入し、リニューアルを進めている。犬の同伴がなくても宿泊は可能という。【後藤浩明】
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