トランプ米大統領が英北部スコットランドを訪問し、26日には現地で抗議デモが行われました。スコットランドはトランプ氏の母親の故郷で、親族企業がゴルフ場を所有していますが、現地ではトランプ氏への反発が強いことで知られています。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「トランプ米大統領のスコットランド訪問と抗議デモ」を解説します。
Q トランプ米大統領がスコットランドに行ったって聞いたよ。どんな目的で来たの?
A トランプ氏は25日から29日までスコットランドに滞在し、親族企業「トランプ・オーガニゼーション」が運営するゴルフリゾートで過ごし、新しいゴルフコースの宣伝も行う「私的な訪問」とされています。
Q スコットランドはトランプ氏にとってどんな場所なの?
A トランプ氏の母親の故郷で、親族企業が所有するゴルフ場もあるため、特別な思い入れがあるとみられています。
Q それでもデモがあったの?
A 26日にはゴルフリゾートのある北東部アバディーンやエディンバラの米総領事館前などでデモが行われました。
「トランプを止めろ」と書かれたプラカードや「スコットランド全体があなたを拒絶している」といった声が上がりました。
Q どんな人たちがデモに参加していたの?
A デモにはトランスジェンダーの権利を守る活動家や、パレスチナ自治区ガザ地区での戦闘に抗議する人たちも参加し、パレスチナの旗を掲げて連帯を示していました。
Q ゴルフ場の建設でも問題があったの?
A アバディーンでのゴルフ場建設をめぐり、地元住民や環境保護団体とトランプ氏側が長年対立してきたことも、現地での反発が強い理由の一つです。
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