航空自衛隊のF2戦闘機1機が7日午後0時半ごろ、訓練飛行中に茨城県沖の太平洋に墜落した。搭乗していたパイロット1人は緊急脱出し、救難ヘリコプターに救助された。命に別状はない模様。空自が詳しい状況を調べている。
墜落したのは空自百里基地(茨城県)所属の機体で、当時、2機で行動していた。フライトデータレコーダー(FDR、飛行記録装置)が搭載されているという。
F2を巡っては、2019年2月20日、空自築城(ついき)基地(福岡県)所属の機体が訓練中、パイロットの不適切な操作で操縦不能になり、山口県沖の日本海に墜落したことがある。
また、空自では今年5月にも墜落事故が発生。空自新田原基地(宮崎県)所属のT4練習機1機が離陸直後、愛知県犬山市の入鹿(いるか)池に墜落し、搭乗していたパイロット2人が死亡した。【松浦吉剛】
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