2027年に埼玉県戸田市から守谷市に移転するプロ野球・東京ヤクルトスワローズの2軍施設の起工式が8日、守谷市総合公園であった。
ヤクルト本社の成田裕社長やヤクルト球団の林田哲哉社長、松丸修久・守谷市長ら関係者約60人が神事に臨み、くわ入れをした。成田社長は「将来の選手育成を目的としているが、広域的な地域経済の活性化にも貢献できれば」と話した。
2軍施設は、市が新設する約20ヘクタールの公園のうち7・3ヘクタールを新拠点として整備し、約3000席の本球場とサブ球場、屋内練習場、クラブハウスなどを建設する。工期は27年2月ごろまでで、設計を担った久米設計によると、コンセプトは球団名にちなんだ「燕の巣」だという。【酒造唯】
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