沖縄県宮古島市の陸上自衛隊宮古島駐屯地の比嘉隼人・宮古警備隊長が、市内の観光施設駐車場で訓練に抗議していた市民団体のメンバーに「許可取れ、早く」と強い口調で迫ったことが分かりました。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「陸自駐屯地司令が市民を威圧」を解説します。
Q 市民団体が陸上自衛隊の訓練に抗議したの?
A 沖縄県宮古島市の観光施設駐車場で、市民団体「ミサイル基地いらない宮古島住民連絡会」の清水早子共同代表らが、駐屯地外での訓練に抗議活動を行いました。
Q 自衛隊側はどう対応したの?
A 駐屯地司令を兼ねる比嘉隼人・宮古警備隊長が清水さんたちに近づき、「そもそも許可取ってるんですか」「許可取れ、早く。取ってこい」などと強い口調で迫りました。
Q 抗議活動には許可が必要なんだっけ。
A 観光施設駐車場を管理する県によると、抗議活動には許可は必要ありませんでした。
Q 自衛隊はどうコメントしているの。
A 駐屯地の広報担当は「市民から拡声器を用いた大きな音声で抗議を受けたため、周辺施設に迷惑がかかると考えた」と説明しています。
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