
フィギュアスケートのサマーカップは9日、大津市の木下カンセーアイスアリーナで開幕し、シニア男子のショートプログラム(SP)が行われた。山本草太選手(MIXI)は83・72点だった。
山本選手は演技冒頭の4回転―3回転の連続トーループをきれいに着氷。4回転サルコウは着氷が少し乱れたが、情感たっぷりに「イエスタデイ」を演じきった。演技後の主な談話は次の通り。【玉井滉大】
「バチバチ戦えて、すごく楽しい」
<演技を振り返って>
ちょっと、体の動きが少し硬かったので。それがちょっと(4回転)サルコウのミスとかにつながってしまったかなと思うんですけど、他のジャンプはなんとかまとめることができたので。
最低限のミスには抑えられましたけど、もう少し思い切っていけたかなっていうふうには、率直に思っています。
<7月のみなとアクルス杯(名古屋)から今大会に向けて、どう調整してきましたか>
フリーがあまり良くなかったので、ちょっとフリー中心で練習はしてたんですけども。(今回は)SPで少しミスをしてしまって、もったいなかったんですけど。
フリーまでは明日と、またあさってと(時間が)あるので、練習してきたことを出せたらなと思います。
<SPを3、4季前に演じたイエスタデイに戻しましたが、どういった理由で>
自信を持って臨めるプログラムですし。実際に完成度だったり、印象という意味でもすごく良かったプログラムだったので。すごく自信を持って臨めるSPだなと思います。
<以前と気持ち的に違う部分は>
そうですね、うーん……でも、なんか、同じような気持ちで臨めていますし。割と自信を持って演技することができるので。今日は少しミスをしてしまいましたけど、また自信を確立していけたらなと思っています。
<以前の自分よりも成長を感じている部分は>
前は少し硬さっていうものがあったんですけど、最近は…
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