
トランプ米大統領と、ウクライナへの侵攻を続けるロシアのプーチン大統領との対面による会談が15日に米アラスカ州で開かれることが決まった。トランプ氏は得意とする「トップ外交」でウクライナでの停戦を実現したい考えだ。しかし、ロシアとウクライナは従来の立場を崩しておらず、その隔たりは大きい。ウクライナ抜きで大国同士が「合意」すれば、事態を一層混沌(こんとん)とさせる恐れもある。
事態動いた6日の中東特使会談
「両者(ロシアとウクライナ)にとってより良い領土の交換になるだろう」。トランプ氏は8日、ホワイトハウスで記者団に対し、和平の実現に意欲を見せた。ただ、合意を急ぐあまり、老練なプーチン氏に主導権を握られる展開も否定できず、先行きは予断を許さない。
米露首脳会談に向けて事態が…
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