
部員による暴力事案の影響で全国高校野球選手権大会を辞退することになった広陵(広島)。大会本部が「出場判断に変更はない」として1回戦を戦ったが、交流サイト(SNS)での中傷が収まることはなく、2回戦進出後の出場辞退という異例の事態となった。10日に兵庫県西宮市内で取材に応じた広陵の堀正和校長は「苦渋の決断だった」と険しい表情を見せた。
堀校長によると、9日に運営する学校法人の理事会を臨時に開催し、辞退することを決定した。9日夜に決定を伝えられた選手たちは「失意のどん底」だったという。選手たちは…
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