
9月13日から東京で開催される陸上世界選手権で、大会を中継するTBSテレビは4人の女性アナウンサーを実況に抜てきした。
TBSが初めて世界選手権の中継を担当した1997年のアテネ大会以来、28年ぶり。複数人の同時起用は初めてだ。
これまでの「スポーツ中継は男性アナウンサーが務めるもの」という性別役割意識を転換する挑戦となる。【岩壁峻、岸本悠】
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上村彩子アナ「うれしさと怖さ50%ずつ」
今大会、TBSは女性4人、男性10人と計14人のアナウンサーが実況を務める。
そのうちの一人であるアナウンサーの上村彩子さん(32)は、陸上部員だった高校時代に打ち込んだ女子100メートル障害を担当する。
これまで、スポーツ番組のキャスター、陸上世界選手権の現地リポーターを担当してきた上村さんだが、実況は想定していなかったという。
「もともとスポーツは好きだし、入社してからも関わりたいと思っていました。でも、『…
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