
フィギュアスケートのサマーカップは12日、大津市の木下カンセーアイスアリーナでシニア女子のフリーがあり、ショートプログラム(SP)3位の中井亜美選手(TOKIOインカラミ)は129・18点、合計192・84点で逆転優勝した。
中井選手は演技冒頭、持ち味のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)をきれいに着氷。その後もジャンプが少し乱れたり、回転不足と判定されたりはしたが、大きく崩れることなくまとめきった。演技後の中井選手の主な談話は次の通り。【玉井滉大】
急きょ作ったフリーで優勝「まだパニック」
<見事優勝です。率直な感想は>
まだ、そんなに実感が湧いてないというか。まだ優勝したっていう気持ちというか、実感が湧かなくて。すごくまだ、パニックになっている状態なんですけど、急きょ作ったフリーで、こうしてトリプルアクセルも着氷することができて。今、率直にうれしい気持ちがあります。
<素晴らしい演技でしたが、課題は>
まだ作ったばっかりだったので、慣れていないところだったり、スピードが足りなかったり、まだ振りが全然足りないところも何個かあるので。やっぱり、そこはもうちょっと練習を重ねていって、追い込んでいって、本番でもっと踊れるように練習していかないといけないなって思いました。
<トップ選手がたくさん出場した大会でしたが、どんなことを感じましたか>
やっぱりジュニアと違って、…
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