全国高校野球選手権大会は第8日の13日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で2回戦があり、健大高崎(群馬)の石垣元気投手(3年)が京都国際戦で、春夏の甲子園大会を通じて最速に並ぶ155キロを出した。
石垣投手は右の速球派で、今春のセンバツ大会ではそれまでの春の最速記録の153キロを2キロ更新し、夏を含めた甲子園最速に並ぶ155キロを計測した。今春の関東大会では156キロを出した。
昨秋の関東大会では球場の表示で158キロを計測したが、本人は「たぶん間違い」と話し、今大会前の出場校アンケートでは自己最速を「156キロ」と回答している。
夏は2007年に仙台育英(宮城)の佐藤由規投手、13年に済美(愛媛)の安楽智大投手が155キロを計測している。【吉川雄飛】
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