上野が女流立葵杯を4連覇
終局は午後3時49分、上野が白番中押し勝ちし、2勝1敗で女流立葵杯を防衛した。
解説の林漢傑八段は「黒181は最後の勝負でしたが、白188が決め手です。投了後、黒イのツギには白ヘとなって、下辺の黒が取られている形。鮮やかな仕上げでした。全3局、愛咲美さんの出来がよかった。里菜さんは波に乗れなかった」と、まとめた。
局後、大盤解説会で「まったく勝てると思わなかった。右上隅が第2局と同じ定石だったので、また、コウでやられるのかと。第2局より踏ん張れました」(上野)、「3日連続は2年ぶりでした。2年前よりは体力がついたかな。もっと実力を高めたい」(藤沢)。
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