「書斎を彩る名品たち 文房四宝の美」が31日まで、東京・目白台の永青文庫で開かれている。
永青文庫の設立者・細川護立の文房四宝コレクションを昨年より再調査し、えりすぐりの約60点が20年ぶりに公開されている。
主な出陳物(すべて永青文庫蔵)。
【筆】「馬上人物堆朱軸筆」▽「百寿文軸筆」=写真[1](象牙、黒檀<こくたん>、斑竹などさまざまな材質の軸に「寿」の字がさまざまな字体で表されている)▽「象牙軸山馬筆」=同[2]▽「玉軸筆」▽「賀蓮青製筆」など。
【墨】「如意墨」=同[3]▽「御墨乾隆辛卯年製朱墨」▽「乾隆年製御製詠墨詩墨」=同[4](表に乾隆帝の詩、裏に楼閣山水を表した墨のセット)▽「壽墨(富岡鉄斎古稀記念墨)」など。
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