阪神甲子園球場で行われている夏の甲子園で、津田学園(三重)が実戦のグラウンドで練習をしました。広陵(広島)の出場辞退により2回戦が不戦勝となったためで、大会開幕後の「甲子園練習」は異例です。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「津田学園の不戦勝と甲子園練習」を解説します。
Q 津田学園が不戦勝って聞いたよ。どうしてそうなったの?
A 広陵が部員の暴力問題で10日に出場を辞退したため、津田学園は2回戦を戦わずに勝ち進むことになりました。
Q 津田学園は試合と試合の間隔が空いてしまうね。
A 前戦の7日から、次戦が予定されている17日まで間が空くとして、14日第3試合の横浜(神奈川)―綾羽(滋賀)の試合が終わった後、甲子園のグラウンドで1時間ほど練習しました。開幕前には「甲子園練習」として実戦のグラウンドで練習する機会がありますが、開幕後に実施させるのは異例です。
Q どんな練習をしたのかな。
A 選手たちはノックやシート打撃など、実戦に近い形で体を動かしました。
Q 練習の最後はどうだったの?
A 練習の最後には、みんなで校歌を歌ってグラウンドから引き揚げました。
Q 主将はどんな気持ちだったの?
A 津田学園の恵土湊暉主将は「不戦勝になってしまったものは仕方ないので、次の試合をどうしていくか、切り替えてやるだけ」と話していました。
Q 津田学園は前の試合でどうだったの?
A 7日の1回戦では、叡明(埼玉)と延長十二回のタイブレークで5―4のサヨナラ勝ちをおさめました。
Q 次の試合はいつ、どことやるの?
A 津田学園は17日の第2試合で横浜と3回戦を戦う予定です。
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