市長選直前に建設会社社長、自民党支部に50万円寄付 群馬・桐生

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群馬県桐生市役所=2025年3月28日、加藤栄撮影
群馬県桐生市役所=2025年3月28日、加藤栄撮影

 群馬県桐生市の荒木恵司市長(66)が代表を務める自民党支部が、2023年4月の市長選告示の3日前に、市役所新庁舎建設工事の請負契約を締結していた市内の建設会社の社長から個人名で50万円の寄付を受けていたと毎日新聞の取材で判明した。公職選挙法では、自治体と請負契約を結ぶ当事者による市長選などへの寄付を禁止。取材には、社長の代わりとして経理部長が対応しており、専門家は「会社名ではなく個人名の寄付だが、実質的には会社が支出した寄付で、公選法に違反する可能性がある」と指摘している。【加藤栄】

 新庁舎建設工事は2022年10月、太田市の関東建設工業を代表とする4社の共同企業体(JV)が落札し、同年12月21日から新庁舎が完成する24年11月29日まで市と請負契約を締結。工事を巡っては今年6月、県議や同社の営業部長が公契約関係競売入札妨害の疑いで逮捕され、7月に起訴された。

 毎日新聞は、荒木市長が代表を務める政党支部「自由民主党群馬県桐生市第四支部」の2023年分の政治資金収支報告書を確認。…

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