東洋大姫路・岡田監督 14年ぶりの夏の甲子園2勝「長かった」

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【花巻東-東洋大姫路】東洋大姫路の岡田龍生監督=阪神甲子園球場で2025年8月15日、西夏生撮影 拡大
【花巻東-東洋大姫路】東洋大姫路の岡田龍生監督=阪神甲子園球場で2025年8月15日、西夏生撮影

 全国高校野球選手権大会は第10日の15日、阪神甲子園球場で2回戦があり、東洋大姫路(兵庫)が花巻東(岩手)に8―4で勝ち、8強入りした2011年以来、14年ぶりに3回戦に進んだ。

 東洋大姫路の岡田龍生監督の試合後の主な談話は次の通り。

東洋大姫路・岡田龍生監督

 夏の甲子園で2勝は14年ぶりで、ここまで長かった。甲子園で校歌を2回聞けて、OBとしてもすごくうれしいし、これまでの先輩方も喜んでくれていると思います。打線がよく点を取ってくれました。

 <今春のセンバツで発覚した右肘のけがから復帰した阪下漣投手が、九回途中から2番手で登板して無失点に抑えた>

 昨秋は彼のおかげで勝ってきたので、経験値も含め、低めに丁寧に投げてくれました。今日ぐらいの短いイニングを放ってくれると助かります。

 ブルペンで受けているキャッチャーに聞いたら、「(阪下は)ストライクゾーンにボールが来ている」と。彼の経験値とマウンド度胸も含めて、阪下で行こうと判断しました。

 「(ブルペンで肩を)作る順番と実際に投げる順番は違うよ」とは言っていますが、どこかで(阪下が)投げられればと。練習を見ていても行けそうだったので、投げさせないという選択肢はなかったですね。

 (采配で)迷ったら辞めることにしている。決めたら行く、と。不安があったら、投げさせていないと思います。

 <相手先発の万谷堅心投手を攻略した>

 (1回戦で花巻東に敗れた)智弁和歌山さんの打線を見ましたが、やっぱり強引なところがあった。強引に行くと彼の術中にはまるかなと。センターから逆方向の打球を意識してくれました。

 <先発の木下鷹大投手は九回途中4失点で降板した>

 これだけの暑さだから、終盤はかなりへばりましたね。(継投の判断は)点差というより、「木下がもう無理やな」と。次戦は彼の状態も含めて、先発をどうするか考えます。

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