全国高校野球選手権大会は第10日の15日、阪神甲子園球場で2回戦があり、花巻東(岩手)は東洋大姫路(兵庫)に4―8で敗れ、8強入りした2023年以来、2年ぶりの3回戦進出はならなかった。
花巻東の佐々木洋監督は試合後、守備からリズムを作れなかった展開を反省した。主な談話は次の通り。
花巻東・佐々木洋監督
ヒットの差よりも四死球とエラー、先頭バッターを出してしまったところが大きな差になった。もっと競り合った展開だと互いに攻撃も変わったと思うが、守備でリズムが作れず、元々力がある相手に対し、どんどん先頭を出して気持ち良く野球をさせてしまった。
「後半に(勝負)」という話はしていたが(相手先発の)木下君攻略というよりも、守り(の時間)も長かったですし、とにかくディフェンスで崩れてしまいました。
<九回途中から登板した相手の2番手・阪下蓮投手について>
イニング間に投げているボールが散っていたので、四死球でもランナーを出せるかなと思ったが(阪下投手は)経験があるので。その辺りは修正を加えて落ち着いて投げていたと思います。
<先発で5回4失点の万谷堅心投手について>
悪くは無かったと思うが、踏み込まれて反対方向に打たれていたので、早めにスイッチをしました。できるだけ継投せずに、万谷で行けるような展開が勝ちパターンだったと思います。
<3年生にどのような言葉をかけたいか>
もうちょっと一緒に野球をしたかったって気持ちですし、中村(耕太朗)というキャプテンは、本当に素晴らしいキャプテンでした。中村中心に本当にいいチームだったと思います。
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